Pouch F01は消防服のジャケットに付属されたトランシーバー専用ポケットをそのままにリデザインしました。ミニサイズのペットボトルから携帯まで収納可能なFireman collectionにおけるエントリーモデルです。
消防服の特徴の1つであるトランシーバーポケットをそのまま活用しているので、1ポイントのアクセントとなるデザインです。1つ1つ状態が異なるので1点モノとなります。
Fireman collectionのバッグと合わせれば相性抜群です。またキャンバスや本革のバッグなどその他の素材と 組み合わせてもアクセントとしてお薦めです。
三叉のフラップは本来トランシーバーのアンテナが真っ直ぐ突き出る為の仕様・設計。携帯を入れればイヤホンがフラップに絡む事無く使用可能です。
消防服の繊維であるアラミド繊維は傷や摩耗に強く長期に渡りご利用頂けます。
スマートフォンやミニサイズのペットボトルなどが収納可能です。
完全な1点モノとなるので、同じデザインは1つとして存在しません。一期一会のデザインをお楽しみ頂けます。
Size
約W110×H200(mm)
Weight
約70g
Materials
本体:消防服、アクリルテープ
消防服はアラミドという化学繊維で構成されており、超軽量でありながら高い耐久性を持ち、耐水性、難燃性にも優れた素材となります。また消防服は他の公務員(警察など)と異なり、都市毎にデザインに違いがあります。新たな都市と連携が生まれる事で思いがけないデザインと出会う事にもなりまた不定期ではありますがデザインそのものの更新が発生する為、都市の特色を感じながらお楽しみ頂けるユニークなデザインとなります。しかしながら自治体によっては毎年必ず廃棄をするわけではない毎年度の製造量はその年に廃棄される廃棄量に比例します。従って必ずしも毎年定量的な展開可能なわけではない限定性の高いコレクションとなります。
回収、洗浄、バラシ、裁断、リペア、組み立て。通常のバッグを製造するよりも何段階も労力を要する消防服はその1つ1つの状態を見極めながら製造をしていきます。その為、1点1点の生産には膨大な時間を要する為に大量生産は 不可能のコレクションで、完全な1点モノです。また廃材の廃棄自体が不安定な為、限定生産でのご提供となります。
消防服を廃棄する上でその特性上燃えない為に、燃やす事が困難となります。その為、多くが地中へ埋め立て処分となっており、また化学繊維であるが故に生分解をせず残留してしまう事が環境汚染の原因となっております。
これらの解決に向けた取組みとして廃材の有効活用を目指し、一義的な目的の消防服に新しい可能性としてバッグの素材を示す事で新しい資源としての活用を表現。同時に服としては燃えにくくともバッグや小物に生まれ変わらせる事で質量が小さくなり燃えやすくなります。地中へ残留してしまう消防服を生まれ変わらせ、最終的には完全焼却目指した取組みとなります。