Chad

Concept
コンセプト

Concept モデルのコンセプト

Chadはより気軽に持てるトートバッグを目指して消防服のジャケットのポケット部分をベースに作られたシンプルなトートバッグです。ハンドルや角部分には本ヌメ革を活用しシンプルながらも厚みのあるデザインが特徴です。A4サイズも楽に収納可能なのでデイリーユースにおいて活躍するトートバッグです。

Design
デザイン

Design モデルのデザインについて

KA/Nagoya

名古屋市の消防服を再利用したKA Seriesは本シリーズ始まりのユニフォーム。名古屋市は消防服の中でも非常に珍しいカーキ色を活用しています。どことなくミリタリールックな印象があり、ポケット数やシルエットなど他の消防服よりもこだわりが強く感じられます。ヴィンテージとミリタリーライクなデザインは男性女性どちらにもインパクトを与えてくれるデザインで、それ1つでコーディネートに強い印象を与えてくれます。

NV/Kawasaki

川崎市の消防服を再利用したNV Series。ヴィンテージとアーバン(都会的)、2つの相反する要素を持ちながらも融け合ったデザインは他のシリーズよりもコーディネートがしやすい事が特徴です。ダメージ感を持った深めのネイビーは往年のヴィンテージデニムを彷彿とさせそれでいて軽量で耐久性抜群、消防服の原材料アラミド繊維の機能を存分に味わえます。極太のリフレクター(反射板)もNV seriesならでは。シンプルな分、重厚感が際立ちます。

BE/Toyota vintage

2015年までの豊田市の消防服を再利用したBE Series。2016年度より豊田市消防服の大幅なデザインの更新によりユニフォームの一斉更新があり、旧タイプのユニフォームが大量に廃棄となりました。それらを主に活用しているBE seriesは二度と手にする事が出来ない幻の豊田市消防服を味わう事が出来ます。温かみのあるサンドベージュと格子状のイエローベージュ、2つのベージュがランダムに組み合わさり、特殊なオレンジのリフレクターと相まって暖色でカジュアルな印象が特徴です。

OR/Hyper rescue

世界のレスキューの象徴色であるオレンジは主にハイパーレスキュー隊(特別消防隊)のユニフォームを再生したモデル。他の廃消防服以上に極めて貴重な色であり、数に限りがあると同時にいつ入手可能か、不確定的なデザイン。消防の世界において強い憧れを持つレスキューカラーのオレンジは誰もが手に出来るわけではないユニフォームであると同時にその限定的な廃棄数によっていつ再生し、提供出来るか分からないデザインです。

Lifestyle
コーディネート

Lifestyle おすすめコーディネート

スニーカールックからレザールックまで、カジュアルなコーディネートとの相性は抜群。シンプルなコーディネートに個性をもたらします。

Exterior
外装

Exterior 外装の機能・デザインについて

消防服のジャケットのポケットがそのままフロントポケットとして活用可能。立体ポケットになっているので、厚手の長財布からタブレットまで収納が可能です。また同じ表情を持つデザインが1つとして存在しない1点ものとなります。

Interior
内装

Interior 内装の機能・デザインについて

国産綿帆布を採用。ポケットは合計3個実装しており、大ポケットにはタブレットや財布、小・中ポケットには携帯などの小物が仕分け出来ます。

Size
大きさ・容量

Size 大きさ・容量について

A4サイズの書類はもちろんの事たっぷりとしたマチとなっているので日常使いにおける荷物は難なく収納可能です。

Others
その他特徴

Others その他の特徴

国産本ヌメ革を採用。使えば使う程にエイジングされていきます。本ヌメ革はヴィンテージの消防服を質が高いデザインへと導きます。

Spec
スペック

Spec スペック

Size
W340×H280×D120(mm)

Weight
520g

Materials
本体: アラミド 牛革  内装: 綿生地

Specifications
本体フロントポケット: W220×H180 (mm)
内装ポケット1: W240×H130 (mm)
内装ポケット2: W160×H130 (mm)
内装ポケット3: W80×H130 (mm)

Material
素材

Material 素材について

消防服はアラミドという化学繊維で構成されており、超軽量でありながら高い耐久性を持ち、耐水性、難燃性にも優れた素材となります。また消防服は他の公務員(警察など)と異なり、都市毎にデザインに違いがあります。新たな都市と連携が生まれる事で思いがけないデザインと出会う事にもなりまた不定期ではありますがデザインそのものの更新が発生する為、都市の特色を感じながらお楽しみ頂けるユニークなデザインとなります。しかしながら自治体によっては毎年必ず廃棄をするわけではない毎年度の製造量はその年に廃棄される廃棄量に比例します。従って必ずしも毎年定量的な展開可能なわけではない限定性の高いコレクションとなります。

Production
製造

Production 製造について

回収、洗浄、バラシ、裁断、リペア、組み立て。
通常のバッグを製造するよりも何段階も労力を要する消防服はその1つ1つの状態を見極めながら製造をしていきます。その為、1点1点の生産には膨大な時間を要する為に大量生産は不可能のコレクションで、完全な1点モノです。また廃材の廃棄自体が不安定な為、限定生産でのご提供となります。

Social Issues
社会課題

Social Issues この素材が抱える社会問題

消防服を廃棄する上でその特性上燃えない為に、燃やす事が困難となります。
その為、多くが地中へ埋め立て処分となっており、また化学繊維であるが故に生分解をせず残留してしまう事が環境汚染の原因となっております。

これらの解決に向けた取組みとして廃材の有効活用を目指し、一義的な目的の消防服に新しい可能性としてバッグの素材を示す事で新しい資源としての活用を表現。
同時に服としては燃えにくくともバッグや小物に生まれ変わらせる事で質量が小さくなり燃えやすくなります。地中へ残留してしまう消防服を生まれ変わらせ、最終的には完全焼却目指した取組みとなります。