9月に取材して頂いた香港のTV program「関西攻略」が放映されたようです。ベトナム渡航中に連絡が・・国内では一切見られないのですが、香港のディストリビューターからYoutubeのリンクが送られてきました。
最初オファーを頂いた時には関西圏に特化した番組かなーと思いました。
レポーターの彼女はどうやら現地では凄い人気のタレントみたいです。凄いファンキーだったなー。何より今までのTV取材の中で一番の人数じゃないかっていう位の人数で来ましたし。(スタイリストとかも合わせて20人位来たので)
アジア圏のTV取材は中国のCCTV(日本でいうNHKみたいな局)以来。
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香港のTVでMODECOが放映されました
生産→消費→廃棄から生産→消費→再生の時代へ
新年あけましておめでとうございます。2017年も早1週間が過ぎました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
MODECOも今年で5日を以って7年目を向かえる事になり、まだ7年かーと思う気持ちともう7年かーと思う気持ちで微妙な心中です。今年は今年で大きな変遷に向けて着々と進めている最中で、近日皆様にはそのうちの1つを発表する事になると思います。
さて、新年1発目のブログのタイトルがいきなり堅い内容で申し訳ありません。と言いますのも、昨年末Googleが今年中にオフィス含む電気供給を再生エネルギー100%にするという発表をさり気なくしていました。
https://environment.google/
※専用のホームページ。英語ですが読める方いたら読んでみて下さい・・
日本では環境問題なんて半分以上が対岸の火事程度にしか考えていないと思いますがこうやって着々と知らない間に世界では環境配慮型社会、循環型社会へのシフトは国、企業単位で進んでいるわけです。つまるところ本格的な石油依存の社会からの移行を目指しているわけです。
そしてそれは消費者へも影響し、1つの文化へと進化していくのだと思います。
経済(社会)は生産→消費で成り立っています。経済の発展を考えれば当然この循環が大切です。しかし消費の後、つまり廃棄が見過ごされがちです。これは途上国が良い例で、経済の発展を急ぐあまり、決まって廃棄におけるリスクやコストを見落とします。だからスモーキーマ
ウンテンが出来るのです。
そしてこの廃棄に関しては国や企業の責任でした。
しかしこれからの時代は生産→消費→再生へとシフトすると思います。廃棄ではなく、再生。
これがどの程度のスピードで達成出来るかまでは分かりませんが少なくとも今度は国や企業に任せるだけでなく、消費側でも意識が芽生えてくれればと願ってやみません。
今年もMODECOは“再生”を目指し、ファッションの文脈から様々に提案をしていこうと思います。
着々と創造される未来
9日(日)は大阪へ。
とあるイベントにお招き頂きゲストスピーカーとして登壇して参りました。
イベント内容は、「地域の人々や素材探しを通して、クリエイティブ産業を生み出す。」
主催者は本村 拓人君。
知り合ったのは今から2〜3年前で、彼自身、株式会社GRANMAの代表として貧困国、貧困層における課題解決を目指し世界各国縦横無尽に走り回るソーシャルビジネスのファシリテーター。彼ほどアクティブな人に未だ出会った事がないですね。本当、熱い人です。
約10時間に渡ってプレゼンテーションとディベートの応酬でしたが、集う人が
皆が本気の方々ばかりだったせいか、あっという間の10時間でした。
皆、本気なんだなぁとしみじみ・・。
私個人としても1つの未来像に向かって走っているつもりですが、皆さんも同様に
誰かの、何かの為に懸命に戦っていて、それが何だか想像以上で、自分を見つめ直す良い機会
でもありましたね。
10年間、ひたすら色んな社会問題に向き合って来ましたが、まだまだ色んな課題がありますね。同時にそれらは全てクリエイションの源泉に成り得るので、翻ってワクワクしてます。
あー、旅に出たい!!
Space Grey
日本の地方にクリエイティブ・インダストリーを創出することを目的とし、Space Gray(許可を求めず人が勝手に物事を進める場所)をいかに地域の中に創造するかを追い求めるクリエイティブグループ。
http://www.spacegray.jp/
株式会社 GRANMA
世界から事業を通じて貧困問題を解決する為に活動する本村拓人の活動団体。
http://granma.asia/jp/
Cambodia Trip 2017
5月8日。
昨年の渡航に続き、約1年ぶりにカンボジアへ。昨年から継続的に進行中のプロジェクトと合わせて、新しい出会いと可能性を求めて旅立ちました。
今回もシェムリアップからのスタート。
まず最初に訪問したのは現地のフリースクール。この学校を運営するのは20年以上にも渡り、ここカンボジアで恵まれない子供達に教育の機会を与えているドイツ人のペトラ。彼女は訪問したスクール以外にも複数スクールを開き、子どもたちへ学ぶ事の楽しさや重要性を説いています。
目一杯子どもたちと遊んできました。子どもたちに限った話ではないのですが、彼らの目は本当にキレイというか無邪気というか・・現地では個々複雑な環境がありますが、少なくともここの学校に集う子どもたちは純粋で、無邪気で、ちゃんとしたガイドさえあれば健やかに育っていってくれる、そんな子どもたちばかり。
「ここカンボジアでは学べない子ども達がいまだ多くいる。これからもそんな彼らに場所を設けて、触れ合っていきたい」
ペトラ自身も真っ直ぐな瞳でそう答えました。
人生に選択肢がない。これはとても寂しく、厳しい事だと私は思います。自身で切り開く力もない子どもたちにとっては尚更です。でも子どもたちはそんな事を微塵も感じる事なく、真っ直ぐな心を持って生きています。
少なくとも大人たちがそうした彼らをフォローしていく事こそ教育でありペトラの学校は愛と優しさにあふれた学校でした。