リスボン出身のBordalo Segundoは、様々な産業廃棄物を再利用し環境問題を訴える新進気鋭のストリートアーティストだ。 特に、廃棄された車のパーツ、電化製品、路上に捨てられたゴミを使い動物の彫刻を壁画と共に作り上げる「Trash Animals Series」は、環境問題への新たな芸術的アプローチとして注目を浴びており、ヨーロッパを中心に様々なイベント、企業、広告、自治体とのタイアップも実現し、そのインパクトあるアート作品はSNSを中心に世界で話題となっている。
商業的な風潮に流されることなく、型にはまらない発想力で、ストリートアートやエコアートの新たな可能性を広げる彼の今後から目が離せない。