社会には私たちの目に見えないところで多くの問題が存在しています。巻き起こるあらゆる問題は直接的な介入が出来ないまでも、その背景と事実を知り、解決に向けて想いを募り、手を差し伸べる事は当事者でなくても出来るはずです。
本シリーズCharity’sは1度限りのチャリティーではなく、消費を行う度にチャリティーを自動的に行う「継続的なチャリティー」を目的とし、対象の問題にリーチしていきます。対象商品 (Charity’s コレクション) をお買い上げしていただいたお客様に下記のプロジェクトの中から支援したい活動を選んでいただき、1本あたり500円をそのプロジェクトに寄付をします。またただ寄付する事で終わるのではなく、支援者限定の活動報告を共有して、対象の問題についてプロセスを共に育んでいきます。皆の思いやりが確実に問題の解決の前進に繋がります。
支援先: NPO法人 ICAN
http://www.ican.or.jp/
*尚このプロジェクトは店舗商品のみが対象になります。
只今、オンラインSHOPからでも参加できるように準備を進めております。
今回私たちが協力を要請したい事はフィリピンの子供達に向けた問題です。
フィリピンは第二次大戦以降、植民地からの脱却、国内の軋轢を乗り越えてGDP成長率4~5%の経済成長を発展するまでに至りました。しかしながら、現在もまだ貧困格差や住環境、孤児など大きな問題は山積みの状態です。
そこには様々な根深い原因があり、抜本的な解決を目指す為には時間が掛かるでしょう。
一方でその裏側には今なお苦しむ多くの子供達が事実存在します。国や政治の都合で巻き起こる問題によって多くの子供達の健やかな生活が脅かされています。
今回は様々な事情で苦しむフィリピンの子供たちの為へ想いを届けます。
今回は、以下の3つのプロジェクトを通してフィリピンの子どもたちの生活と教育の向上への支援をしていきます。
路上の子どもたち
路上の子どもたちは急速な勢いで生み出され、現在では25万人以上(政府発表)に及ぶと言われています。このプロジェクトでは子供達の自由と意思をベースにし、地域理解の向上を目的とした行政の強化研修、子供達が自分たちの力を最大化し組織する協同組合の強化 (開発銀行、教育機関、社会企業への取り組み等)と栄養•保健活動を中心とした福祉活動の3つのアプローチを軸にし、問題の抜本的解決に取り組んでいます。
紛争地の子どもたち
フィリピン南部の島、ミンダナオ島では、政府軍と反政府軍 (MILF) との間で、40年以上武力衝突が続いています。この紛争のために、過去20年間で12万人が殺害され、200万人が土地を追われました。アイキャンは、ミンダナオ島の紛争地に日本人を駐在させ、事業を実施する唯一のNGOとして、同島の武力衝突の影響が大きい14の村において、子どもや教師、村への研修、そして学校建築を通して、地域で持続的に平和教育を実践する「平和の学校 (School of Peace) 」を作っています。
先住民の子どもたち
ミンダナオ島サンホセ村に住む先住民ブラアンの多くの子どもたちは、現在まで続く不安定な政治状況や農村地域への社会投資と理解の欠如により、過酷で差別的な教育環境を余儀なくされてきました。このプロジェクトは、先住民の子どもの「学校給食を提供する活動として開始し、現在は、「先住民に優しい学校づくり(校舎建設、児童会強化、教師研修)」と「先住民族が文化に根差して持続的に生きていける地域づくり(保健と生計向上研修)」の2つの柱で活動しています。