STORE ALL BRANDS + BAGS BACKPACKS HANDBAGS MESSENGERS TOTES BOSTON BAGS ACCESSORIES + MATERIALS FIREFIGHTER’S UNIFORM SEATBELT FLOORING COTTON & LINEN DISCOVER ABOUT HAPPENINGS PRESS MENU MENU SHOP ABOUT HAPPENING CONTACTS Inspiration Vol. 2:ドキュメンタリー写真家 Renato Stockler RENANTO STOCKLER Documentary Photographer MODECOのInspirationシリーズ、第2回目はサンパウロをベースに、変わり続けるブラジルの「今 」を本質的な視点で追い求める、新進気鋭のドキュメンタリー写真家Renato Stocklerの作品とインタビューを紹介。 Renantoが撮る多くの作品では、激動の変化の中で失われていく景色や生活、新たに生まれてくる価値観や形式といったブラジルの変化が、ミニマルに、そして観察的に、絶妙な距離感を持って描かれている。「ブラジルを切り取るにはアマチュアでは無理だ!」と豪語する彼の言葉にもあるように、この壮大な大地に共存する多種多様な人種と文化は非常に複雑で繊細なのだ。 「ブラジルだけでなく南米全体は大きくて多様だ。だから自分は率直に起きている現実を受け止め、それをそのまま見せることによって、表現したい問題をはっきりさせて最大現に伝える事にしている。」 “DAMAGED ONE” 2012年から2013年に撮影された代表作 “DAMAGED ONE”。廃棄された大量のクルマが埋め尽くす景色を上空から切り取ったこの作品は、環境問題を訴える事だけではなく、「将来、人々の生活や移動はどうなるか?」という大量消費の在り方を議論したものだ。サンパウロ都市部における個人の移動やその移動手段 “Individual Mobility” についても探っていきながら、どう人々が限られたスペースの中で生活のクオリティーを保ちながら消費し生きていくのかという普遍的なテーマを投げかけている。 「渋滞写真をとってもあまりピンとこなかった。ブラジルの都市部においての“Individual Mobility”の形は、少しずつ変わってきているがやはりまだ個人所有のクルマ社会だ。サンパウロは公共機関よりも車を使用するのが一般的で、ブラジルでも当たり前に車が社会的ステータス、豊かな暮らしの象徴となっている。この消費の在り方は、空から見える、廃棄された大量の乗り物の写真がいちばん良く物語っているよ。僕たちは、環境保全の為に自分たちの消費の形を変えていくのか、それともただ地球を傷つけていくのか?空から見えたサンパウロはそんなシンプルで深い疑問を投げつけている。」 詳細はこちらをクリック “TERRAO, GROUNF FROM THE ABOVE” もう一つの代表作である “Terrao, Ground from the Above” は、都市部のスペースの在り方を扱ったシリーズだ。 Terraoと呼ばれる赤土のフィールドは、人々が交流をする地元コミュニティーの大切なオアシスとして存在していきづいてきた。しかし近年、南米一人口密度の高いサンパウロでは、人口増加問題に伴う建設ラッシュ等でその姿を消していっており、今ではあまり見る事ができなくなってきている。<br /> Terraoはブラジルの心とも言える「サッカー」の精神を感じられる場所でもある。「Terraoが本当のサッカーを見せてくれる。」とRentroは言う。そこには家族、友達、大人、子供と、世代や性別を超えて一緒にプレーする文化があり、サッカーを通して育む絆や コミュニケーションというブラジルの本来の姿が凝縮されているのだ。この写真は、都市化の中で失われていくスペースの社会問題だけではなく、ブラジルの伝統や文化の在り方をノスタルジックに、そして美しく切り取っている。<br /> 詳細は<u><a href="https://www.behance.net/gallery/17741935/Terrao-de-Cima-Ground-from-above">こちら</a></u>をクリック<br /><br /><br /> グローバルな今日では、遠く離れた国の出来事も他人事ではない中で僕らは存在しあっている。Renatoの取り扱うテーマが非常にローカルな題材でも、彼が切り取る普遍的なテーマは、 僕らの日常と重ね合わせる事により、より親近感を増し感情的なものになっていく。「写真には文化、宗教、人種の違いを超えて人と人を結ぶ力がある。人々がお互いを理解しあえた時に、僕らは社会にある不誠実さに立ち向かう強さを共に得る事できる。」Renatoの言葉はどこまでも本質的だ。<br /><br /> <b>Renato Stockler</b><br /> 大学でジャーナリズムを専攻。2002年よりプロのドキュメンタリー写真家とショートフィルム映画の監督として活動を開始する。現在は、ブラジルの首都サンパウロを拠点に、主にモバイル写真を幾つかの報道機関に投稿しながら、専門学校でソーシャルメディアとフォトジャーナリズムの在り方と関係性について講義している。<br /><br /> ウェブサイト:<br /> <a href="http://www.behance.net/renatostockler/"><u><font style="color:green !important;">www.behance.net/renatostockler/</font></u></a><br /> <a href="http://www.agencianalata.com.br"><u><font style="color:green !important;">www.agencianalata.com.br</font></u></a><br /><br /> Instagram: <br /> <a href="http://www.instagram.com/renatostockler"><u><font style="color:green !important;">www.instagram.com/renatostockler</font></u></a> Happenings Interview Vol. 1 Bernhard Lang Journey Vol. 9: Iceland Journey Vol. 8: Melbourne Inspiration Vol. 7: Andres Canal Grab the Essence Vol. 10: It All Gets Real
Inspiration Vol. 2:ドキュメンタリー写真家 Renato Stockler RENANTO STOCKLER Documentary Photographer MODECOのInspirationシリーズ、第2回目はサンパウロをベースに、変わり続けるブラジルの「今 」を本質的な視点で追い求める、新進気鋭のドキュメンタリー写真家Renato Stocklerの作品とインタビューを紹介。 Renantoが撮る多くの作品では、激動の変化の中で失われていく景色や生活、新たに生まれてくる価値観や形式といったブラジルの変化が、ミニマルに、そして観察的に、絶妙な距離感を持って描かれている。「ブラジルを切り取るにはアマチュアでは無理だ!」と豪語する彼の言葉にもあるように、この壮大な大地に共存する多種多様な人種と文化は非常に複雑で繊細なのだ。 「ブラジルだけでなく南米全体は大きくて多様だ。だから自分は率直に起きている現実を受け止め、それをそのまま見せることによって、表現したい問題をはっきりさせて最大現に伝える事にしている。」 “DAMAGED ONE” 2012年から2013年に撮影された代表作 “DAMAGED ONE”。廃棄された大量のクルマが埋め尽くす景色を上空から切り取ったこの作品は、環境問題を訴える事だけではなく、「将来、人々の生活や移動はどうなるか?」という大量消費の在り方を議論したものだ。サンパウロ都市部における個人の移動やその移動手段 “Individual Mobility” についても探っていきながら、どう人々が限られたスペースの中で生活のクオリティーを保ちながら消費し生きていくのかという普遍的なテーマを投げかけている。 「渋滞写真をとってもあまりピンとこなかった。ブラジルの都市部においての“Individual Mobility”の形は、少しずつ変わってきているがやはりまだ個人所有のクルマ社会だ。サンパウロは公共機関よりも車を使用するのが一般的で、ブラジルでも当たり前に車が社会的ステータス、豊かな暮らしの象徴となっている。この消費の在り方は、空から見える、廃棄された大量の乗り物の写真がいちばん良く物語っているよ。僕たちは、環境保全の為に自分たちの消費の形を変えていくのか、それともただ地球を傷つけていくのか?空から見えたサンパウロはそんなシンプルで深い疑問を投げつけている。」 詳細はこちらをクリック “TERRAO, GROUNF FROM THE ABOVE” もう一つの代表作である “Terrao, Ground from the Above” は、都市部のスペースの在り方を扱ったシリーズだ。 Terraoと呼ばれる赤土のフィールドは、人々が交流をする地元コミュニティーの大切なオアシスとして存在していきづいてきた。しかし近年、南米一人口密度の高いサンパウロでは、人口増加問題に伴う建設ラッシュ等でその姿を消していっており、今ではあまり見る事ができなくなってきている。<br /> Terraoはブラジルの心とも言える「サッカー」の精神を感じられる場所でもある。「Terraoが本当のサッカーを見せてくれる。」とRentroは言う。そこには家族、友達、大人、子供と、世代や性別を超えて一緒にプレーする文化があり、サッカーを通して育む絆や コミュニケーションというブラジルの本来の姿が凝縮されているのだ。この写真は、都市化の中で失われていくスペースの社会問題だけではなく、ブラジルの伝統や文化の在り方をノスタルジックに、そして美しく切り取っている。<br /> 詳細は<u><a href="https://www.behance.net/gallery/17741935/Terrao-de-Cima-Ground-from-above">こちら</a></u>をクリック<br /><br /><br /> グローバルな今日では、遠く離れた国の出来事も他人事ではない中で僕らは存在しあっている。Renatoの取り扱うテーマが非常にローカルな題材でも、彼が切り取る普遍的なテーマは、 僕らの日常と重ね合わせる事により、より親近感を増し感情的なものになっていく。「写真には文化、宗教、人種の違いを超えて人と人を結ぶ力がある。人々がお互いを理解しあえた時に、僕らは社会にある不誠実さに立ち向かう強さを共に得る事できる。」Renatoの言葉はどこまでも本質的だ。<br /><br /> <b>Renato Stockler</b><br /> 大学でジャーナリズムを専攻。2002年よりプロのドキュメンタリー写真家とショートフィルム映画の監督として活動を開始する。現在は、ブラジルの首都サンパウロを拠点に、主にモバイル写真を幾つかの報道機関に投稿しながら、専門学校でソーシャルメディアとフォトジャーナリズムの在り方と関係性について講義している。<br /><br /> ウェブサイト:<br /> <a href="http://www.behance.net/renatostockler/"><u><font style="color:green !important;">www.behance.net/renatostockler/</font></u></a><br /> <a href="http://www.agencianalata.com.br"><u><font style="color:green !important;">www.agencianalata.com.br</font></u></a><br /><br /> Instagram: <br /> <a href="http://www.instagram.com/renatostockler"><u><font style="color:green !important;">www.instagram.com/renatostockler</font></u></a>
Inspiration Vol. 2:ドキュメンタリー写真家 Renato Stockler RENANTO STOCKLER Documentary Photographer MODECOのInspirationシリーズ、第2回目はサンパウロをベースに、変わり続けるブラジルの「今 」を本質的な視点で追い求める、新進気鋭のドキュメンタリー写真家Renato Stocklerの作品とインタビューを紹介。 Renantoが撮る多くの作品では、激動の変化の中で失われていく景色や生活、新たに生まれてくる価値観や形式といったブラジルの変化が、ミニマルに、そして観察的に、絶妙な距離感を持って描かれている。「ブラジルを切り取るにはアマチュアでは無理だ!」と豪語する彼の言葉にもあるように、この壮大な大地に共存する多種多様な人種と文化は非常に複雑で繊細なのだ。 「ブラジルだけでなく南米全体は大きくて多様だ。だから自分は率直に起きている現実を受け止め、それをそのまま見せることによって、表現したい問題をはっきりさせて最大現に伝える事にしている。」 “DAMAGED ONE” 2012年から2013年に撮影された代表作 “DAMAGED ONE”。廃棄された大量のクルマが埋め尽くす景色を上空から切り取ったこの作品は、環境問題を訴える事だけではなく、「将来、人々の生活や移動はどうなるか?」という大量消費の在り方を議論したものだ。サンパウロ都市部における個人の移動やその移動手段 “Individual Mobility” についても探っていきながら、どう人々が限られたスペースの中で生活のクオリティーを保ちながら消費し生きていくのかという普遍的なテーマを投げかけている。 「渋滞写真をとってもあまりピンとこなかった。ブラジルの都市部においての“Individual Mobility”の形は、少しずつ変わってきているがやはりまだ個人所有のクルマ社会だ。サンパウロは公共機関よりも車を使用するのが一般的で、ブラジルでも当たり前に車が社会的ステータス、豊かな暮らしの象徴となっている。この消費の在り方は、空から見える、廃棄された大量の乗り物の写真がいちばん良く物語っているよ。僕たちは、環境保全の為に自分たちの消費の形を変えていくのか、それともただ地球を傷つけていくのか?空から見えたサンパウロはそんなシンプルで深い疑問を投げつけている。」 詳細はこちらをクリック “TERRAO, GROUNF FROM THE ABOVE” もう一つの代表作である “Terrao, Ground from the Above” は、都市部のスペースの在り方を扱ったシリーズだ。 Terraoと呼ばれる赤土のフィールドは、人々が交流をする地元コミュニティーの大切なオアシスとして存在していきづいてきた。しかし近年、南米一人口密度の高いサンパウロでは、人口増加問題に伴う建設ラッシュ等でその姿を消していっており、今ではあまり見る事ができなくなってきている。<br /> Terraoはブラジルの心とも言える「サッカー」の精神を感じられる場所でもある。「Terraoが本当のサッカーを見せてくれる。」とRentroは言う。そこには家族、友達、大人、子供と、世代や性別を超えて一緒にプレーする文化があり、サッカーを通して育む絆や コミュニケーションというブラジルの本来の姿が凝縮されているのだ。この写真は、都市化の中で失われていくスペースの社会問題だけではなく、ブラジルの伝統や文化の在り方をノスタルジックに、そして美しく切り取っている。<br /> 詳細は<u><a href="https://www.behance.net/gallery/17741935/Terrao-de-Cima-Ground-from-above">こちら</a></u>をクリック<br /><br /><br /> グローバルな今日では、遠く離れた国の出来事も他人事ではない中で僕らは存在しあっている。Renatoの取り扱うテーマが非常にローカルな題材でも、彼が切り取る普遍的なテーマは、 僕らの日常と重ね合わせる事により、より親近感を増し感情的なものになっていく。「写真には文化、宗教、人種の違いを超えて人と人を結ぶ力がある。人々がお互いを理解しあえた時に、僕らは社会にある不誠実さに立ち向かう強さを共に得る事できる。」Renatoの言葉はどこまでも本質的だ。<br /><br /> <b>Renato Stockler</b><br /> 大学でジャーナリズムを専攻。2002年よりプロのドキュメンタリー写真家とショートフィルム映画の監督として活動を開始する。現在は、ブラジルの首都サンパウロを拠点に、主にモバイル写真を幾つかの報道機関に投稿しながら、専門学校でソーシャルメディアとフォトジャーナリズムの在り方と関係性について講義している。<br /><br /> ウェブサイト:<br /> <a href="http://www.behance.net/renatostockler/"><u><font style="color:green !important;">www.behance.net/renatostockler/</font></u></a><br /> <a href="http://www.agencianalata.com.br"><u><font style="color:green !important;">www.agencianalata.com.br</font></u></a><br /><br /> Instagram: <br /> <a href="http://www.instagram.com/renatostockler"><u><font style="color:green !important;">www.instagram.com/renatostockler</font></u></a>
Inspiration Vol. 2:ドキュメンタリー写真家 Renato Stockler RENANTO STOCKLER Documentary Photographer MODECOのInspirationシリーズ、第2回目はサンパウロをベースに、変わり続けるブラジルの「今 」を本質的な視点で追い求める、新進気鋭のドキュメンタリー写真家Renato Stocklerの作品とインタビューを紹介。 Renantoが撮る多くの作品では、激動の変化の中で失われていく景色や生活、新たに生まれてくる価値観や形式といったブラジルの変化が、ミニマルに、そして観察的に、絶妙な距離感を持って描かれている。「ブラジルを切り取るにはアマチュアでは無理だ!」と豪語する彼の言葉にもあるように、この壮大な大地に共存する多種多様な人種と文化は非常に複雑で繊細なのだ。 「ブラジルだけでなく南米全体は大きくて多様だ。だから自分は率直に起きている現実を受け止め、それをそのまま見せることによって、表現したい問題をはっきりさせて最大現に伝える事にしている。」 “DAMAGED ONE” 2012年から2013年に撮影された代表作 “DAMAGED ONE”。廃棄された大量のクルマが埋め尽くす景色を上空から切り取ったこの作品は、環境問題を訴える事だけではなく、「将来、人々の生活や移動はどうなるか?」という大量消費の在り方を議論したものだ。サンパウロ都市部における個人の移動やその移動手段 “Individual Mobility” についても探っていきながら、どう人々が限られたスペースの中で生活のクオリティーを保ちながら消費し生きていくのかという普遍的なテーマを投げかけている。 「渋滞写真をとってもあまりピンとこなかった。ブラジルの都市部においての“Individual Mobility”の形は、少しずつ変わってきているがやはりまだ個人所有のクルマ社会だ。サンパウロは公共機関よりも車を使用するのが一般的で、ブラジルでも当たり前に車が社会的ステータス、豊かな暮らしの象徴となっている。この消費の在り方は、空から見える、廃棄された大量の乗り物の写真がいちばん良く物語っているよ。僕たちは、環境保全の為に自分たちの消費の形を変えていくのか、それともただ地球を傷つけていくのか?空から見えたサンパウロはそんなシンプルで深い疑問を投げつけている。」 詳細はこちらをクリック “TERRAO, GROUNF FROM THE ABOVE” もう一つの代表作である “Terrao, Ground from the Above” は、都市部のスペースの在り方を扱ったシリーズだ。 Terraoと呼ばれる赤土のフィールドは、人々が交流をする地元コミュニティーの大切なオアシスとして存在していきづいてきた。しかし近年、南米一人口密度の高いサンパウロでは、人口増加問題に伴う建設ラッシュ等でその姿を消していっており、今ではあまり見る事ができなくなってきている。<br /> Terraoはブラジルの心とも言える「サッカー」の精神を感じられる場所でもある。「Terraoが本当のサッカーを見せてくれる。」とRentroは言う。そこには家族、友達、大人、子供と、世代や性別を超えて一緒にプレーする文化があり、サッカーを通して育む絆や コミュニケーションというブラジルの本来の姿が凝縮されているのだ。この写真は、都市化の中で失われていくスペースの社会問題だけではなく、ブラジルの伝統や文化の在り方をノスタルジックに、そして美しく切り取っている。<br /> 詳細は<u><a href="https://www.behance.net/gallery/17741935/Terrao-de-Cima-Ground-from-above">こちら</a></u>をクリック<br /><br /><br /> グローバルな今日では、遠く離れた国の出来事も他人事ではない中で僕らは存在しあっている。Renatoの取り扱うテーマが非常にローカルな題材でも、彼が切り取る普遍的なテーマは、 僕らの日常と重ね合わせる事により、より親近感を増し感情的なものになっていく。「写真には文化、宗教、人種の違いを超えて人と人を結ぶ力がある。人々がお互いを理解しあえた時に、僕らは社会にある不誠実さに立ち向かう強さを共に得る事できる。」Renatoの言葉はどこまでも本質的だ。<br /><br /> <b>Renato Stockler</b><br /> 大学でジャーナリズムを専攻。2002年よりプロのドキュメンタリー写真家とショートフィルム映画の監督として活動を開始する。現在は、ブラジルの首都サンパウロを拠点に、主にモバイル写真を幾つかの報道機関に投稿しながら、専門学校でソーシャルメディアとフォトジャーナリズムの在り方と関係性について講義している。<br /><br /> ウェブサイト:<br /> <a href="http://www.behance.net/renatostockler/"><u><font style="color:green !important;">www.behance.net/renatostockler/</font></u></a><br /> <a href="http://www.agencianalata.com.br"><u><font style="color:green !important;">www.agencianalata.com.br</font></u></a><br /><br /> Instagram: <br /> <a href="http://www.instagram.com/renatostockler"><u><font style="color:green !important;">www.instagram.com/renatostockler</font></u></a>
Inspiration Vol. 2:ドキュメンタリー写真家 Renato Stockler RENANTO STOCKLER Documentary Photographer MODECOのInspirationシリーズ、第2回目はサンパウロをベースに、変わり続けるブラジルの「今 」を本質的な視点で追い求める、新進気鋭のドキュメンタリー写真家Renato Stocklerの作品とインタビューを紹介。 Renantoが撮る多くの作品では、激動の変化の中で失われていく景色や生活、新たに生まれてくる価値観や形式といったブラジルの変化が、ミニマルに、そして観察的に、絶妙な距離感を持って描かれている。「ブラジルを切り取るにはアマチュアでは無理だ!」と豪語する彼の言葉にもあるように、この壮大な大地に共存する多種多様な人種と文化は非常に複雑で繊細なのだ。 「ブラジルだけでなく南米全体は大きくて多様だ。だから自分は率直に起きている現実を受け止め、それをそのまま見せることによって、表現したい問題をはっきりさせて最大現に伝える事にしている。」 “DAMAGED ONE” 2012年から2013年に撮影された代表作 “DAMAGED ONE”。廃棄された大量のクルマが埋め尽くす景色を上空から切り取ったこの作品は、環境問題を訴える事だけではなく、「将来、人々の生活や移動はどうなるか?」という大量消費の在り方を議論したものだ。サンパウロ都市部における個人の移動やその移動手段 “Individual Mobility” についても探っていきながら、どう人々が限られたスペースの中で生活のクオリティーを保ちながら消費し生きていくのかという普遍的なテーマを投げかけている。 「渋滞写真をとってもあまりピンとこなかった。ブラジルの都市部においての“Individual Mobility”の形は、少しずつ変わってきているがやはりまだ個人所有のクルマ社会だ。サンパウロは公共機関よりも車を使用するのが一般的で、ブラジルでも当たり前に車が社会的ステータス、豊かな暮らしの象徴となっている。この消費の在り方は、空から見える、廃棄された大量の乗り物の写真がいちばん良く物語っているよ。僕たちは、環境保全の為に自分たちの消費の形を変えていくのか、それともただ地球を傷つけていくのか?空から見えたサンパウロはそんなシンプルで深い疑問を投げつけている。」 詳細はこちらをクリック “TERRAO, GROUNF FROM THE ABOVE” もう一つの代表作である “Terrao, Ground from the Above” は、都市部のスペースの在り方を扱ったシリーズだ。 Terraoと呼ばれる赤土のフィールドは、人々が交流をする地元コミュニティーの大切なオアシスとして存在していきづいてきた。しかし近年、南米一人口密度の高いサンパウロでは、人口増加問題に伴う建設ラッシュ等でその姿を消していっており、今ではあまり見る事ができなくなってきている。<br /> Terraoはブラジルの心とも言える「サッカー」の精神を感じられる場所でもある。「Terraoが本当のサッカーを見せてくれる。」とRentroは言う。そこには家族、友達、大人、子供と、世代や性別を超えて一緒にプレーする文化があり、サッカーを通して育む絆や コミュニケーションというブラジルの本来の姿が凝縮されているのだ。この写真は、都市化の中で失われていくスペースの社会問題だけではなく、ブラジルの伝統や文化の在り方をノスタルジックに、そして美しく切り取っている。<br /> 詳細は<u><a href="https://www.behance.net/gallery/17741935/Terrao-de-Cima-Ground-from-above">こちら</a></u>をクリック<br /><br /><br /> グローバルな今日では、遠く離れた国の出来事も他人事ではない中で僕らは存在しあっている。Renatoの取り扱うテーマが非常にローカルな題材でも、彼が切り取る普遍的なテーマは、 僕らの日常と重ね合わせる事により、より親近感を増し感情的なものになっていく。「写真には文化、宗教、人種の違いを超えて人と人を結ぶ力がある。人々がお互いを理解しあえた時に、僕らは社会にある不誠実さに立ち向かう強さを共に得る事できる。」Renatoの言葉はどこまでも本質的だ。<br /><br /> <b>Renato Stockler</b><br /> 大学でジャーナリズムを専攻。2002年よりプロのドキュメンタリー写真家とショートフィルム映画の監督として活動を開始する。現在は、ブラジルの首都サンパウロを拠点に、主にモバイル写真を幾つかの報道機関に投稿しながら、専門学校でソーシャルメディアとフォトジャーナリズムの在り方と関係性について講義している。<br /><br /> ウェブサイト:<br /> <a href="http://www.behance.net/renatostockler/"><u><font style="color:green !important;">www.behance.net/renatostockler/</font></u></a><br /> <a href="http://www.agencianalata.com.br"><u><font style="color:green !important;">www.agencianalata.com.br</font></u></a><br /><br /> Instagram: <br /> <a href="http://www.instagram.com/renatostockler"><u><font style="color:green !important;">www.instagram.com/renatostockler</font></u></a>
Inspiration Vol. 2:ドキュメンタリー写真家 Renato Stockler RENANTO STOCKLER Documentary Photographer MODECOのInspirationシリーズ、第2回目はサンパウロをベースに、変わり続けるブラジルの「今 」を本質的な視点で追い求める、新進気鋭のドキュメンタリー写真家Renato Stocklerの作品とインタビューを紹介。 Renantoが撮る多くの作品では、激動の変化の中で失われていく景色や生活、新たに生まれてくる価値観や形式といったブラジルの変化が、ミニマルに、そして観察的に、絶妙な距離感を持って描かれている。「ブラジルを切り取るにはアマチュアでは無理だ!」と豪語する彼の言葉にもあるように、この壮大な大地に共存する多種多様な人種と文化は非常に複雑で繊細なのだ。 「ブラジルだけでなく南米全体は大きくて多様だ。だから自分は率直に起きている現実を受け止め、それをそのまま見せることによって、表現したい問題をはっきりさせて最大現に伝える事にしている。」 “DAMAGED ONE” 2012年から2013年に撮影された代表作 “DAMAGED ONE”。廃棄された大量のクルマが埋め尽くす景色を上空から切り取ったこの作品は、環境問題を訴える事だけではなく、「将来、人々の生活や移動はどうなるか?」という大量消費の在り方を議論したものだ。サンパウロ都市部における個人の移動やその移動手段 “Individual Mobility” についても探っていきながら、どう人々が限られたスペースの中で生活のクオリティーを保ちながら消費し生きていくのかという普遍的なテーマを投げかけている。 「渋滞写真をとってもあまりピンとこなかった。ブラジルの都市部においての“Individual Mobility”の形は、少しずつ変わってきているがやはりまだ個人所有のクルマ社会だ。サンパウロは公共機関よりも車を使用するのが一般的で、ブラジルでも当たり前に車が社会的ステータス、豊かな暮らしの象徴となっている。この消費の在り方は、空から見える、廃棄された大量の乗り物の写真がいちばん良く物語っているよ。僕たちは、環境保全の為に自分たちの消費の形を変えていくのか、それともただ地球を傷つけていくのか?空から見えたサンパウロはそんなシンプルで深い疑問を投げつけている。」 詳細はこちらをクリック “TERRAO, GROUNF FROM THE ABOVE” もう一つの代表作である “Terrao, Ground from the Above” は、都市部のスペースの在り方を扱ったシリーズだ。 Terraoと呼ばれる赤土のフィールドは、人々が交流をする地元コミュニティーの大切なオアシスとして存在していきづいてきた。しかし近年、南米一人口密度の高いサンパウロでは、人口増加問題に伴う建設ラッシュ等でその姿を消していっており、今ではあまり見る事ができなくなってきている。<br /> Terraoはブラジルの心とも言える「サッカー」の精神を感じられる場所でもある。「Terraoが本当のサッカーを見せてくれる。」とRentroは言う。そこには家族、友達、大人、子供と、世代や性別を超えて一緒にプレーする文化があり、サッカーを通して育む絆や コミュニケーションというブラジルの本来の姿が凝縮されているのだ。この写真は、都市化の中で失われていくスペースの社会問題だけではなく、ブラジルの伝統や文化の在り方をノスタルジックに、そして美しく切り取っている。<br /> 詳細は<u><a href="https://www.behance.net/gallery/17741935/Terrao-de-Cima-Ground-from-above">こちら</a></u>をクリック<br /><br /><br /> グローバルな今日では、遠く離れた国の出来事も他人事ではない中で僕らは存在しあっている。Renatoの取り扱うテーマが非常にローカルな題材でも、彼が切り取る普遍的なテーマは、 僕らの日常と重ね合わせる事により、より親近感を増し感情的なものになっていく。「写真には文化、宗教、人種の違いを超えて人と人を結ぶ力がある。人々がお互いを理解しあえた時に、僕らは社会にある不誠実さに立ち向かう強さを共に得る事できる。」Renatoの言葉はどこまでも本質的だ。<br /><br /> <b>Renato Stockler</b><br /> 大学でジャーナリズムを専攻。2002年よりプロのドキュメンタリー写真家とショートフィルム映画の監督として活動を開始する。現在は、ブラジルの首都サンパウロを拠点に、主にモバイル写真を幾つかの報道機関に投稿しながら、専門学校でソーシャルメディアとフォトジャーナリズムの在り方と関係性について講義している。<br /><br /> ウェブサイト:<br /> <a href="http://www.behance.net/renatostockler/"><u><font style="color:green !important;">www.behance.net/renatostockler/</font></u></a><br /> <a href="http://www.agencianalata.com.br"><u><font style="color:green !important;">www.agencianalata.com.br</font></u></a><br /><br /> Instagram: <br /> <a href="http://www.instagram.com/renatostockler"><u><font style="color:green !important;">www.instagram.com/renatostockler</font></u></a>