生産→消費→廃棄から生産→消費→再生の時代へ
新年あけましておめでとうございます。2017年も早1週間が過ぎました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
MODECOも今年で5日を以って7年目を向かえる事になり、まだ7年かーと思う気持ちともう7年かーと思う気持ちで微妙な心中です。今年は今年で大きな変遷に向けて着々と進めている最中で、近日皆様にはそのうちの1つを発表する事になると思います。
さて、新年1発目のブログのタイトルがいきなり堅い内容で申し訳ありません。と言いますのも、昨年末Googleが今年中にオフィス含む電気供給を再生エネルギー100%にするという発表をさり気なくしていました。
https://environment.google/
※専用のホームページ。英語ですが読める方いたら読んでみて下さい・・
日本では環境問題なんて半分以上が対岸の火事程度にしか考えていないと思いますがこうやって着々と知らない間に世界では環境配慮型社会、循環型社会へのシフトは国、企業単位で進んでいるわけです。つまるところ本格的な石油依存の社会からの移行を目指しているわけです。
そしてそれは消費者へも影響し、1つの文化へと進化していくのだと思います。
経済(社会)は生産→消費で成り立っています。経済の発展を考えれば当然この循環が大切です。しかし消費の後、つまり廃棄が見過ごされがちです。これは途上国が良い例で、経済の発展を急ぐあまり、決まって廃棄におけるリスクやコストを見落とします。だからスモーキーマ
ウンテンが出来るのです。
そしてこの廃棄に関しては国や企業の責任でした。
しかしこれからの時代は生産→消費→再生へとシフトすると思います。廃棄ではなく、再生。
これがどの程度のスピードで達成出来るかまでは分かりませんが少なくとも今度は国や企業に任せるだけでなく、消費側でも意識が芽生えてくれればと願ってやみません。
今年もMODECOは“再生”を目指し、ファッションの文脈から様々に提案をしていこうと思います。